「小田急での駅員アルバイトが学業に支障をきたしているのだと、傍から見ていても感じました」――小田急電鉄本社前宣伝での当事者の友人である学生ユニオンメンバーのスピーチ全文

20190614小田急街宣_190618_0013.jpg 2019年6月14日(金)、小田急電鉄本社前で宣伝を行いました。そこで、学生ユニオンメンバーでもあり、今回小田急電鉄と交渉をしている当事者の大学の友人でもあるOさんがスピーチをしました(小田急電鉄と学生ユニオンとの交渉についてはこちらを参照してください)。以下スピーチの全文をアップします。

「小田急での駅員アルバイトが学業に支障をきたしているのだと、傍から見ていても感じました」

 こんにちは、ぼくは首都圏学生ユニオンの組合員です。小田急電鉄で学生駅員バイトとして働く組合員の争議に、一緒に参加しています。

 当事者の学生は、僕の大学の友人です。もともと電車が好きで駅員として働き始めたそうです。バイトをする理由は、食費などの生活費を稼ぐためです。駅員の仕事は、やりがいがあって、時間通りに列車が駅から発車させることができると、「よし」と感じると言っていました。

 ただ、駅員として働き始めた彼は、深夜のバイトのあとに疲れて大学に来られなかったり、早朝の勤務のあと大学に来て授業中に伏せて寝ていることがよくありました。ある時、大学に数十分の遅刻をしてきて理由を聞かれたときに、「人身事故があって残業しなければいけなかった」と言っていたのが記憶に残っています。小田急での駅員アルバイトが学業に支障をきたしているのだと、傍から見ていても感じました。

 小田急電鉄では駅員約1700人のうち、約700人が学生駅員バイトです。電車遅延などのトラブル時には学生の残業がないと業務がまわらなくなります。学生に依存した会社です。それにもかかわらず、学生という立場を尊重した労働環境になっているとは思えません。

賃金も、業務量と責任の重さを考えると、低すぎると感じます。今の学生は生活のためにバイトをしています。やりがいがある、いい社会経験になるからといって賃金を低く設定するのは、学生にとっては大きな不利益です。

 小田急電鉄は、今すぐ各駅に人を増やし、学生バイトが働きやすい環境を作ってください。また、きつい仕事、責任の重い仕事を学生にやらせるなら、業務に見合った賃金を払ってください。

小田急電鉄さん、よろしくお願いします。前向きな姿勢を期待しています。

この記事へのコメント