学生アルバイトにも通常給与全額の休業手当獲得!!

 小売店で働く学生バイトのAさんが、学生ユニオンに加入し企業と交渉することで、通常給与全額の休業手当を勝ちとりました! ◆学生バイト、通常給与全額の休業手当を勝ち取る  学生アルバイトのAさんが販売員として働くある小売店は、新型コロナ禍で土日の営業を取りやめていました。Aさんは、大学の授業がない土日中心にシフトに入っていたため、土日営業取りやめによって大幅なシフト減となり、にもかかわらず休業手当が一切支給されずに、収入は3分の1以下にまで減少していました。学生ではないパート労働者についてはシフト調整がされていたものの、学生バイトにはされませんでした。  Aさんは学生ユニオンに加入し、団体交渉を申し入れ、通常給与全額の休業手当を求めました。当初会社は、「休業手当の支給義務はない」と支払いを拒否しましたが、交渉しているうちに売り上げが全く減っていないどころかAさんが勤める店舗では前年比で10%増加していることがわかりました。支払い能力があるにもかかわらず休業手当を支払わないのはおかしいとして支払いを求め続け、最終的にはAさんのみならず同店舗の学生アルバイトで同様にシフトが削減された人について、通常給与全額の休業手当を支払うという回答を勝ち取りました。 ◆学生ユニオンを使って休業手当を勝ち取ろう!  新型コロナ禍で経営も大きなダメージを受け、そのしわ寄せは労働者、なかでも立場の弱い学生バイトに集中しています。学生ユニオンには、学生バイトだけ休業手当が支払われない、学生バイトだけシフトに…

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小田急電鉄は着替え時間に賃金を支払え

 学生ユニオンは現在、学生駅員アルバイトの待遇改善を目指し、小田急電鉄株式会社(以下、小田急電鉄)と争議中です。これまでに5回にわたって団体交渉を続けており、既にある駅で駅員を増員させるなどの成果を勝ち取っています。過去のブログにこれまでの団体交渉の報告が載っていますので、是非ご参照ください(http://gakuseiunion.seesaa.net/article/471486156.html)。  さて、学生ユニオンが小田急電鉄と今も交渉中の論点の1つに、着替え時間の賃金未払いがあります。この点について学生ユニオンは、着替え時間も労働時間として扱い、過去の未払い分を全学生駅員に支払ってほしい、という要求を続けています。しかし、小田急電鉄は頑なに学生ユニオンの要求を拒み続けています。今回は、小田急電鉄の主張を紹介し、それに対する学生ユニオンの反論を書きます。 小田急電鉄の主張―「着替え場所を指定していないから着替え時間は労働時間ではない」  小田急電鉄は、「三菱重工長崎造船所事件」(最高裁平成12年3月9日)の判決をもとに、着替え時間は労働時間に当たらないと主張しています。 この判例は、労働時間を「労働者が使用者の指揮管理下に置かれている時間」と定義し、着替え時間が労働時間にあたるかについて、「就業を命じられた業務の準備行為等を事業所内において行うことを使用者から義務付けられ、又はこれを余儀なくされたとき」は、使用者の指揮管理下に置かれたものと評価でき、着替え時間は…

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ついに駅員が増員されることに!-第5回団体交渉報告

 首都圏学生ユニオンは、今年1月から、学生駅員アルバイト(以下、学生駅員)の待遇改善を求めて、小田急電鉄株式会社と団体交渉を継続しています。先日、第5回目の団体交渉があり、その場で会社側からいくつか前向きな回答を得たので報告します。これまでの小田急電鉄と争議については、過去のブログ記事をご覧ください。  小田急電鉄との団体交渉は現在も継続中ですので、小田急で駅員として働いている学生で、駅員バイトによって学業に支障が出ている、未払い賃金があるなどの問題を抱えている方は、お気軽に学生ユニオンにご相談ください。相談無料・秘密厳守です。 駅員が増員されることに    小田急線のある駅では、慢性的な人員不足のために自然災害や人身事故による電車遅延などで学生アルバイトが数時間の残業を強いられ、授業に出られなくなるなど学業に支障をきたしている現状があります。そのため、学生ユニオンは当初から、各駅に十分な正社員を配置するように小田急電鉄側に求めていました。小田急は、最初は「人員配置は適正だ」と頑なに駅員の増員を拒んでいましたが、争議を継続することで態度が変わり、前回の団体交渉では「正社員配置の員直しを進める」と約束しました。そして今回の第5回団体交渉では、学生ユニオンの組合員が働く駅で駅員が各時間帯に一人ずつ増員されることになりました。人手が増えることで学生駅員の負担が減り、残業を強いられる環境も改善されることを期待します。   学生は残業を拒否できるという文章が、教育の資料に書かれることに  …

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