労基署を無視して高校生をこき使う 「銀のさら」所沢店

 現在、学生ユニオンは「銀のさら」所沢店を運営する第一太陽株式会社と団体交渉中です。当事者となっている組合員Aさんは高校3年生です。Aさんが残業代未払いなどといった会社の労働法違反を労働基準監督署(労基署)に申告すると、労基署から会社にたいして是正指導が入りましたが、その直後に会社は労基署への申告の報復としてAさんを解雇しました。学生ユニオンはAさんからの相談を受け、現在この解雇の不当性などをめぐって会社と交渉しています。 〇学生を都合よく使う銀のさら所沢店  銀のさら所沢店では、土日祝日のシフトが10時から21時となっており、2回ある1時間の休憩を除いても法定労働時間である8時間を超えることがデフォルトとなっています。そして労働基準法では労働時間が1日8時間を超える場合には、8時間を超えた部分の労働時間について1.25倍の賃金を支払わなければならないとされていますが、同社では、この時間外割増賃金が支払われていません。また、アルバイトでも半年以上働けば有給休暇を取得する法的権利が発生しますが、ここでは複数の学生アルバイトが有給を取得しようと店長にお願いしても、「うちはそういうのはとらせていない」と言われ、LINE上で有給の取得を申請しても既読無視されるということが続いています。  さらに、宅配寿司店が繁忙期となる年末が迫ってくると、「年末年始はシフト希望にバツを入れるな」と、シフトを強制します。また年末の勤務は長時間に及び、Aさんは5時半に出勤し23時に帰宅するような…

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小田急電鉄は着替え時間に賃金を支払え

 学生ユニオンは現在、学生駅員アルバイトの待遇改善を目指し、小田急電鉄株式会社(以下、小田急電鉄)と争議中です。これまでに5回にわたって団体交渉を続けており、既にある駅で駅員を増員させるなどの成果を勝ち取っています。過去のブログにこれまでの団体交渉の報告が載っていますので、是非ご参照ください(http://gakuseiunion.seesaa.net/article/471486156.html)。  さて、学生ユニオンが小田急電鉄と今も交渉中の論点の1つに、着替え時間の賃金未払いがあります。この点について学生ユニオンは、着替え時間も労働時間として扱い、過去の未払い分を全学生駅員に支払ってほしい、という要求を続けています。しかし、小田急電鉄は頑なに学生ユニオンの要求を拒み続けています。今回は、小田急電鉄の主張を紹介し、それに対する学生ユニオンの反論を書きます。 小田急電鉄の主張―「着替え場所を指定していないから着替え時間は労働時間ではない」  小田急電鉄は、「三菱重工長崎造船所事件」(最高裁平成12年3月9日)の判決をもとに、着替え時間は労働時間に当たらないと主張しています。 この判例は、労働時間を「労働者が使用者の指揮管理下に置かれている時間」と定義し、着替え時間が労働時間にあたるかについて、「就業を命じられた業務の準備行為等を事業所内において行うことを使用者から義務付けられ、又はこれを余儀なくされたとき」は、使用者の指揮管理下に置かれたものと評価でき、着替え時間は…

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ついに駅員が増員されることに!-第5回団体交渉報告

 首都圏学生ユニオンは、今年1月から、学生駅員アルバイト(以下、学生駅員)の待遇改善を求めて、小田急電鉄株式会社と団体交渉を継続しています。先日、第5回目の団体交渉があり、その場で会社側からいくつか前向きな回答を得たので報告します。これまでの小田急電鉄と争議については、過去のブログ記事をご覧ください。  小田急電鉄との団体交渉は現在も継続中ですので、小田急で駅員として働いている学生で、駅員バイトによって学業に支障が出ている、未払い賃金があるなどの問題を抱えている方は、お気軽に学生ユニオンにご相談ください。相談無料・秘密厳守です。 駅員が増員されることに    小田急線のある駅では、慢性的な人員不足のために自然災害や人身事故による電車遅延などで学生アルバイトが数時間の残業を強いられ、授業に出られなくなるなど学業に支障をきたしている現状があります。そのため、学生ユニオンは当初から、各駅に十分な正社員を配置するように小田急電鉄側に求めていました。小田急は、最初は「人員配置は適正だ」と頑なに駅員の増員を拒んでいましたが、争議を継続することで態度が変わり、前回の団体交渉では「正社員配置の員直しを進める」と約束しました。そして今回の第5回団体交渉では、学生ユニオンの組合員が働く駅で駅員が各時間帯に一人ずつ増員されることになりました。人手が増えることで学生駅員の負担が減り、残業を強いられる環境も改善されることを期待します。   学生は残業を拒否できるという文章が、教育の資料に書かれることに  …

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